アメリカの銀行の破綻について

シリコンバレー・ベンチャー・バンク,シグネチャー・バンク経営破綻について。
シリコンバレーバンクの経営破綻についてですが、この銀行は名前の通りベンチャーキャピタルからの預金が多い銀行でした。
ただ、ベンチャー企業自体はエンジェル(投資家)などから資金を調達していましたので銀行はベンチャー企業に対して貸付をあまりしておらず、銀行は資産を債権投資に多く比重をおき、金利の急激な上昇で巨額の損失を被ったというところです。

資産に対して負債は大口法人預金が中心で信用不安が起きると一気に取り付け騒ぎになるという構図です。

シグネチャー・バンクは仮想通貨取引でマネロンが疑われNY州金融当局に閉鎖されました。
アメリカの預金保険に関してはFDICという日本でいうところの預金保険機構が25万ドル(日本円換算約400万円)
まで保護するという決まりがあります。

(日本は1000万円まで保護。仮払金は60万円まで)

今回の破綻に対してFDICは25万ドルを超えている全額を保護するということを決定しています。
また、FDICは銀行預金をつなぎ銀行というオンラインでの銀行を新たに創設し、13日からアクセスできる状態になっています。
結果的に銀行の株価が下がり、お値打ち価格で買えたのと、

FRBの利上げペースが下がり、株価が回復基調になるとの予測がされます。

FDICの過去の実績ですが、この様になっています。

2010年に157行潰れてもアメリカは大丈夫です。

対して日本は2行ほどが潰れればパンクします。
国債の評価損は日本の方が深刻ですね。

日本は簿価評価。 世界は時価評価。

いつか日本は世界基準になるのかな?
なればなったで大変ですね。

資産は国際分散しておきましょう!

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