コロナ禍で増えた海外積立投資の怪しい勧誘

2020年はコロナ禍で新しい働き方が模索された年でした。

そしてそれに便乗して複数のお財布を増やすために様々なビジネスが活発になりました。

そのなかでも私の耳に入ってきていたのは比較的まともな内容なのに販売する方が手数料ありきで販売勧誘するものでした。

いわゆる投資というカテゴリーで言うと

国内金融商品
海外金融商品 
・各国で金融商品として認定されているもの
オフショア商品
・各国で金融商品として認定されていないもの
ポンジスキーム
その他
リゾート会員権(入口は海外銀行口座)
プライベートジェットリース
仮想通貨マイニング系(AI系、アービトラージ系)

などがありますが、この中で
「海外金融商品」や「その他」の部分の情報は一般には出回っていないのでよく考えてから。

特に多く耳にしたのは海外積立投資で
金融商品で認定されているもの:メティスグローバル
金融商品として認定されていないもの:スターリングハウストラスト(Royal Bank of Scotlandの信託口座を作成して投資)
金融商品として認定されていないもの:仮想通貨マイニングのマイニングエクスプレス
などをよく耳にしました。

海外積立投資に関しては、日本在住の方が契約できるのは
・プレミアトラスト
・RL360(旧ロイヤルロンドン)
・メティスグローバル 
・インベスターズトラスト
・プロビデンスライフ
・ドミニオン
・ハンサード ・アジアス
等があります。


そのなかでも特にメティスグローバルの話が多かったです。
特徴はアテナベストというIFAからしか加入できない。
(本来は投資先のスイッチがIFAを選択してできる又は自分で行える。、アテナベストという会社がメティスを作ったため)
選択できるファンドがとても少ない。(本来は多くのファンドから選択できるという話も聞きました)
手数料目当ての勧誘がほとんどである。(MLM系の勧誘では)
管理手数料が複雑で高い。(メティスの手数料は低く抑えてアテナベストで多めに取る)
初期口座手数料0.4%/月 → 4.8%/年
プラン手数料7USドル/月
管理手数料0.12%/月
マネジメント費0〜1%/年

特に月々500ドルで30年やりましょう!
と言う話がおおかったですね。
そしてこれらを勧誘している方達は、比較的、副業で金融知識がなく、MLM網などで勧誘しています。
きちんと知識があるならば他社の商品を扱うはず。
海外金融商品は日本国内において法律的に大々的に宣伝ができないので
正しい情報があまり出回っていません。
特に知らなかった情報で正しい情報90%に勧誘のための都合の良い情報10%を混ぜて情報を伝えていくというイメージですね。

また、積立投資のみの提案であればほぼほぼ正しい筋道に辿り着けないと思います。
本来であれば必要な期間と金額から商品を選定していくことが本来だと思います。

ですので積立投資にも
●投資信託を選定するタイプ(リスクあり) 
投資期間、5、10、15、20、25年

●元本確保型積立投資(インデックス連動型)
投資期間:10年、15年140%、20年160%

●確定利回り積立 変動金利15年 金利幅3.5%〜6.0%

と3種類ありますし、

●海外生命保険でも様々なタイプからお選びできます。
 ・終身保険
 ・年金保険
 ・年金保険(投資タイプ2種類)
 ・インデックス型保険
 ・即時年金保険

そのほか一括投資でも
●元本確保型。3年(年利1.75%)5年(年利2.25%)、7年(年利3.0%)、10年(年利3.6%)
●海外生命保険の一括払いなど
●オフショファンド

などがあります。

そんな話きいた。
契約してしまった。
などの方がおりましたら何なりとご相談ください。

ご相談はこちらまで
https://tayori.com/form/d39313762693c90d0b05e53e43b3e8742488cbb6

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