個人相談でよく聞く話なんですが、親御さんが銀行さんに勧められたから、又は証券会社に勧められたからという理由で毎月分配型の投資信託を保有しているが基準価格が低くなっていて保有資産がかなり目減りしているというお話をよく聞きます。
その実態をよく反映しているなと思うニュースが2月28日の日経の記事にありました。
投信残高首位に「非毎月分配型」 19年ぶりという記事。です。
とても驚きました。
2位のピクテグローバルインカム株式ファンド(毎月分配型)はいわゆる蛸足ファンド。
このようなファンドが日本国内の投資信託の残高2位で9400億円という残高。
この投資信託のポイントは
・毎月分配型
・ファンドオブファンズ
・高手数料(購入手数料3.85%、信託報酬1.21%)
というもので
毎月配当で複利で増えない。
基準価格が減っている時には元本を切り崩して配当をしているために基準価格の下落が激しい。
投資信託が投資信託へ投資しているファンドオブファンズだが、投資先はほぼ一箇所。
手数料が高い。
といいところが全くないファンドです。
そのようなファンドが保有残高で国内2位となっています。
海外に目を向ければもっといいファンドがあります。
お問い合わせはこちらまで。
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